
中川建築の家は総真壁ですのですべての壁に24ミリの厚い貫が横方向に通常より多く配置されています
この貫が地震の揺れを吸収して制震装置の役割を果たします
筋交いは最初は強いですが降伏点を過ぎて破断してしまえば強度はゼロですが、貫は最後の最後まで抵抗し揺れを吸収します
これが剛ではなく、柔らかいというと弱そうですが、しなりと粘りのある構造にして揺れを吸収するという考え方の構造になるのです
真壁の家は柱と梁の中心に耐力的要素があり枠になる柱と梁が分離しない限り耐力壁の役割を果たしますが、
大壁に面材を張り付けただけでは、べニアに打ち付けた釘の断面積しか構造と接合されていないため初期剛性は高くてもいったん釘穴が緩めば構造体と耐力壁が分離してしまい揺れに抵抗できなくなります、これにベニヤと釘の経年劣化に加われば長持ちしない事が分かると思います
つまり
在来工法に面材耐力壁の実の構造ではツーバイフォーと同じだという事です、本来の在来工法軸組み工法は耐力要素も構造の内側にあるべきだと、中川建築では考えています